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第160回『まちむら興し塾』 2018年12月19日 |
テーマ
食農×観光で地方創生を実現 ~持続可能な地域づくり~ |
コメンテーター
JTBコミュニケーションデザイン 伊藤弘一郎 さん |
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『まちむら興し塾』当日風景・参加者写真 |
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● はじめに |
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● JTBコミュニケーションデザイン事業の概要 |
JTBコミュニケーションデザインは、コミュニケーションでの
課題解決を主軸としている、主にイベントの制作運営やプロモーシ
ョン、施設運営、人材育成、コンテンツの作成や展示会の実施等で
コミュニケーションを活性化させ、地域や企業ひいては日本のプレ
ゼンス向上を目指していく会社です。
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JTBコミュニケーションデザイン会社概要は
https://www.jtbcom.co.jp/
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(1)MICEの事業について |
◇ ⇒ 観光庁 MICEサイト |
MICEとは下記の頭文字のこと
Meeting ・企業等の会議
Incentive Travel ・企業等の行う報奨・研修旅行
Convention ・国際機関・団体、学会等の国際会議
Exhibition/Event ・展示会・見本市、イベント
多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称。
「人が集まる」という直接的な効果はもちろん、人の交流を通じたネットワークの構築、地域への経済効果、イノベーションや学問分野の振興等のメリットが見込まれる。
▼ ▼ ▼
その中でもコンベンションの業務に携わっています。
首脳系の会議、多国間の会合、屋外でのPRイベント、日本食の海外イベント、博覧会、表彰式など形態は様々です。
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(2)今年度の主な実際の取り組みついて |
① 文化庁:平成29年度(第68回)
芸術選奨贈呈式及び祝賀会 |
・事業内容
芸術の各分野において、優れた功績をあげた者、またはその業績に
よってそれぞれの部門に新生面を開いた者を選奨し、顕彰すること
によって、芸術活動の奨励と振興に資する。
演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興
評論等、メディア芸術の11部門で大臣賞と新人賞を約30名程選
出し200名ほどが参加する表彰式、祝賀会を都市センターホテル
で行った。 |
【平成29年度(第68回)芸術選奨 贈呈式】 |
文部省ホームページより |
3月13日、平成29年度(第68回)芸術選奨 贈呈式を執り行い、
大臣賞は映画部門で監督の黒沢清さんと俳優の永瀬正敏さんが受賞す
るなど19人に、新人賞は映画部門で俳優の菅田将暉さんが受賞する
など11人に贈られました。
芸術選奨は昭和25年から芸術各分野において、優れた業績を挙げ
た方、または新しい分野を開いた方に対して芸術選奨文部科学大臣賞、
同新人賞を贈り、芸術活動の奨励と振興を促す目的で文化庁が毎年実
施しています。
演劇・映画・音楽・舞踊・文学・美術・放送・大衆芸能・芸術振興
・評論等・メディア芸術の11部門です。
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表彰式 写真 |
▼ 苦労談
映画部門新人賞 菅田将暉さんのスケジュールの、行動は所属事務
所がこと細かに管理しているため、特別な対応を迫られ、調整にす
ごく気を使った。
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② 日本政府観光局(JNTO)
:インバウンドシンポジウムの開催および地方における
インバウンドヘの取り組み促進事業
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・事業内容
全国10か所でのワークショップ、6か所でのセミナー、2か所で
シンポジウムの実施、HP、Facebookの立ち上げを行うこ
とでの各地のインバウンド取り組みの周知、情報の発信を行う。 |
地方・各地区なりのインバウンドに対する課題を見直し、各地区毎
の実情に応じた検討をする。稚内~沖縄まで |
ワークショップ:意欲はあるが、インバウンドヘの取り組み方がわ
からないといった地域と共に考え、今後の取り組
みを後押しする。 |
セミナー :地域の取組を促進するため、インバウンド成功事
例を中心とした講演会・ディスカッションを開催。 |
シンポジウム :訪日インバウンド誘致・受入に係る日本国内での
取組促進、情報発信を実施。 |
H P/Facebook:取り組み事例の紹介やイベント情報の拡散、ウェ
ブサイトへの関心を高めることによりJNTO
の取組を理解してもらう。 |
◇ 検討会をスムーズに進行させる効果的手法
○ グラフィックレコーディング(レコーターが会議に参加)
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進行している話合いの内容を即興でコンパクトにまとめながら
模造紙に図式化して描いてゆく。ビジアルに話しの内容が全員
で共有できて、それを見ながら、討論がしやすくなる。
描写 富士通総研 |
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2017年度インバウンドシンポジュウム開催都市一覧 |
WS:ワークショップ S:セミナー |
11月1日
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埼玉県春日部市
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春日部市民文化会館
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WS
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11月7日
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鳥取県倉吉市
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エキパル倉吉
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WS
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11月9日
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北海道稚内市
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稚内総合文化センター
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WS・S
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11月21日
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宮崎県延岡市
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延岡市中小企業振興センター
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WS
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11月29日
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新潟県糸魚川市
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ヒスイ王国館
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WS
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11月30日
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京都府舞鶴市
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舞鶴赤れんがノレク
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WS
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12月5日
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香川県丸亀市
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丸亀市生涯学習センター
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WS
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12月7日
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山形県山形市
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山形テルサ
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WS・S
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12月20日
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静岡県静岡市
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静岡市民文化会館
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WS・S
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12月21日
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沖縄県与那原町・西原町
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西原町役場
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WS
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【 ワーショップ事例 JNTOホームページより 】 |
■ 丸亀の訪日インバウンドの未来を考えるワークショップ
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丸亀シンポジュウム https://action.jnto.go.jp/report/414
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2017年12月5日、香川県丸亀市にて、「丸亀の訪日インバウンドの未来を考えるワークショップ」が開催され、丸亀城のボランティアガイドを務める方や香川大学に通う現役大学生、売り出し中のお笑い芸人など、実にバラエティ豊かな37名が集いました。
目次
インバウンドを成功させ、街に活気を取り戻したい!
香川県は外国人宿泊者数の多い、四国のインバウンド人気エリア
周辺地域とコラボすれば、大きな変化が期待できる
地元・丸亀市の意外な一面に触れるグループワーク
丸亀市の魅力を世界に発信する、個性的なプランとは?
各グループの発表内容
発表の講評
インバウンドを成功させ、街に活気を取り戻したい!
香川県丸亀市は、県内屈指の観光スポットでもある金刀比羅宮(こんぴ
らさん)の参道口として栄えた街。丸亀城や丸亀うちわなどで知られ、
近年は、ご当地グルメの骨付鳥でも注目を集めています。
その一方で、「少子高齢化が進み、街全体の活気が低下しつつある」という問題点も。解決のためインバウンドの取り組みを始めましたが、「初期段階のため、なにがボトルネックになっているのかが見えていない」「観光コンテンツそのものが不足しており、認知度も低い」「地域のプレーヤーや取り組みへの理解が不足している」など悩みが多く、スムーズに進んでいるとは言い難い状態が続いていました。
数々の悩みをクリアにしてインバウンドを軌道に乗せ、街に活気を取り戻したい――。そんな思いで開催に至った今回のワークショップ。丸亀市は平成31年度に観光地域づくりを行うDMOを設立することを目指しており、その第一歩としても機能させたいという思いで実施されました。
◎ グループワーク
◆ グループの発表例
◎ 人力社 ・だるま企画
○ ターゲット 30~40代の香港女性。
○ キャッチコピーは「丸亀まるごと満足ツアー」
「こころも おなかも 満タンに」
1日目は、レオマワールド、飯野山、美術館、丸亀城を巡り、うちわ
づくり体験をして広島の民泊に宿泊。2日目は骨付鳥を食べ、ボート
レースまるがめに立ち寄り、中津万象園を見学、ショッピング後高松
空港へ。
キービジュアルに骨付鳥のマスコットキャラクター・とり奉行骨付
じゅうじゅうを起用し、インフルエンサーとコラボし動画配信をして
もらうなどの方法でPRします。
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まとめた報告書の一部 |
クリックすると大きくなります |
丸亀のグラフィックレコーディング |
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丸亀ワークショップ参加者 |
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■ 糸魚川の訪日インバウンドの未来を考えるワークショップ
Written by JNTO
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https://action.jnto.go.jp/report/251 |
11月29日に、新潟県糸魚川市で「糸魚川の訪日インバウンドの未来
を考えるワークショップ」が開催されました。糸魚川市役所職員、宿泊
施設、観光施設、旅行会社など観光業に携わっている方をはじめ、総勢
30名が参加しました。
約5時間にわたって行われたワークショップの様子をレポートします。
ワークは同じテーブルに座った5~6人のグループ単位で行います。
糸魚川を世界にPRする会社の社員という想定のもと、外国人観光客の
ための1泊2日の糸魚川ツアーのプランを立案するのが今日の課題です。
テーマは、「インバウンドプロモーションにおける糸魚川の課題共有」
です。
ワークでは体験ツアーのターゲットを具体的に考えてみる。「ウインタ
ースポーツのメッカ、豪州からの需要は見込めそう」「糸魚川のヒスイ
と歴史的関係性が深い韓国からの観光客をターゲットにしてみたい」
次に、1泊2日の観光ツアーを構成する観光コンテンツを列挙。
ヒスイ海岸やフォッサマグナミュージアムといった観光名所はもちろん、
中には、「学校と桜」「おじいちゃん、おばあちゃん、おばちゃん」
「囲炉裏」「除雪車」など日常生活に根づいたキーワードも!
ワークショップを通じて糸魚川の魅力を再発見!
● 各グループの発表内容
・株式会社KINAIYA
シーフードトレジャー&プレジャー「おいSEA&楽SEE 来てほしい~糸魚川ツアー」
シーフード、日本酒、温泉など、日本の文化に興味がある20~40代のオーストラリア人に向けた企画。酒蔵の見学・試飲、地元B級グルメの代表格・イカとイカスミを使った「ブラック焼きそば」、懐かしい味わいの「平沢コロッケ」を味わうほか、能生漁港での昼セリ見学などを予定。温泉宿での宿泊や、名物となっている冬サーフィン(!)や相撲などの体験も盛り込みました。飛行機の機内食で糸魚川のお酒を提供し、海外の方にアピールします。
いなCompany ・NKK(ノロゲンゲ株式会社)
愛と歴史をつなげる!!
「紅(赤)と翠(みどり)でつながる絆(ジオン)旅」
ターゲットは、30代前後の韓国人カップル。「韓国から出土されるヒスイは、そのほとんどが糸魚川から渡ってきたもの」。
ツアータイトルに紅ズワイガニの赤とヒスイのみどり色という対照的な2色を使い、カップルの絆、そして、糸魚川と韓国の絆を表現。
プロモーションのメインビジュアルは、ヒスイの勾玉でつくったハートマークをデザインしたもの。韓国のフリーペーパーのほか、韓国語のウェブサイトも充実させます。
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糸魚川ワークショップ参加者 |
クリックすると拡大します |
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■ 稚内ワークショップ |
詳細 https://action.jnto.go.jp/report/153 |
クリックすると拡大します |
稚内ワークショップグラフィックレコーディング |
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③ 国立研究開発法人科学技術振興機構:
平成30年度スーパーサイエンスハイスクール
生徒研究発表会の運営
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・事業内容
文部科学省指定のスーノしサイエンスハイスクール事業。指定された高等学校では先進的な教育(科学技術・理科・数学)に重点を置いたカリキュラムの開発やプレゼンテーション演習、課題研究を実施する。
スーパーサイエンスハイスクールの指定期間は5年間。
生徒研究発表会は全国約200校の1300人を超える高校生が一堂に会し、4年間の研究の成果をポスター発表で競う。準備、ポスター発表、審査、全体発表、文部科学省・JSTによる表彰式などの内容を3日間にわたり実施するイベントであり、3日間の延べ参加者数は約5000人程。
◆ 感想
○ 大規模ではなばなしく、アカデミックだった。
○ 学校数が多く、内容の把握、発表のスケジュールの調整や舞台裏 の段取り、演出に苦労した
○ 開催から報告書を2ヶ月間でまとめるのに苦労した
⇒ Facebookなど、SNSを発信して多くの人たちにみてもらうための工夫して効果を上げることを考えるのが楽しかった。
びっくりマーク!!、・・・・等を加えると良い
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■ 平成30年度スーパーサイエンスハイスクール
生徒研究発表会表彰校の決定
文部科学省ホームページより
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文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、平成30
年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会を神戸国
際展示場(神戸市中央区)において2日間(平成30年8月8日(水曜日)、
9日(木曜日))の日程で開催しました。本研究発表会において、鹿児島
県立国分高等学校に文部科学大臣表彰を授与するなど、延べ49校に表彰
を行いましたので、報告いたします。
<参考>
1.本研究発表会の目的
文部科学省とJSTは、高校生等が日頃の研究成果を発表する機会を提供し、生徒の科学技術に対する興味・関心を一層喚起するとともに、SSHの成果を広く普及することを目的とし、全国のSSH指定校等生徒による研究発表会を平成16年度より開催しています。
※ SSH支援事業:文部科学省では、平成14年度より、将来の国際的な科学技術関係人材を育成するために、先進的な理数系教育を実施する高等学校等をSSHに指定し、今年度は204校の高校を対象に支援を実施しています。(詳細は参考1をご覧下さい)
2.主催
文部科学省、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
3.参加者
SSH指定校及び過去に指定経験のある学校208校(SSH指定校については参考2参照)の生徒・教員、海外招へい校26校の代表生徒・教員及び一般参加者。
4.各賞の選考方法
<文部科学大臣表彰、国立研究開発法人科学技術振興機構理事長賞、審査委員長賞、奨励賞、ポスター発表賞>
(1)SSH指定校及び過去に指定経験のある学校(208校)
の生徒が、ポスター発表を行い(参考3参照)、審査を
経て、全体発表校を選出。(8月8日(水曜日))
(2)(1)で選出された6校の代表校の生徒が、全体会にて
口頭発表を行い、審査を経て、最も優秀な研究発表を行
った学校に文部科学大臣表彰を授与し、優秀な研究発表
を行った、その他2校に国立研究開発法人科学技術振興
機構理事長賞を、3校に審査委員長賞を授与。
(8月9日(木曜日))
(3)(1)で選ばれなかったものの、8月8日(水曜日)か
ら9日(木曜日)までの2日間、ポスター発表を行い
(参考3参照)、審査の結果、今後の活躍が期待される
とされた学校(7校)には奨励賞を授与し、さらに
21校にポスター発表賞を授与。(8月9日(木曜日)
<生徒投票賞>
SSH指定校及び過去に指定経験のある学校(208校)及
び海外招聘校(26校)のポスター発表から、参加した各校
の生徒による投票を経て、15校に生徒投票賞を授与。
(8月9日(木曜日))
別紙:各賞受賞校及び発表テーマ一覧
参考1:スーパーサイエンスハイスクール概要
参考2:平成30年度スーパーサイエンスハイスクール指定校一覧
参考3:ポスター発表 テーマ一覧
別紙 (PDF:105KB)
参考1 (PDF:198KB)
参考2 (PDF:74KB)
参考3 (PDF:208KB)
文部科学省よりSSHの指定を受けた学校では、科学技術系人材の育
成のため、各学校で作成した計画に基づき、独自のカリキュラムによ
る授業や、大学・研究機関などとの連携、地域の特色を生かした課題研
究など様々な取り組みを積極的に行っています。
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▼ 苦労談
規模が200校もの高校生の発表会という華々しいイベントでの準備
が多岐に渡り、学校別の把握が難しかった。
また、大会終了から、報告書提出までの期間が2ヶ月しかなく、かな
りハードだった。
だが、達成感を充分満たしてくれた。
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会場となった神戸国際展示場 |
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発表 |
ブースで説明 |
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まとめ |
MICEは事業を受注するための、プレゼンテーションの提出までに、
必要な資料調べ、他社との差別化のプランなど作成にも緻密に、ビジアル
な内容が必要で、受注後も、主催者との事前の打ち合わせも規模が大きく
なればなるほど回数が多くなり、手配も参加者の交通手段、宿泊先、メイ
ン会場の他、分科会場、展示スペース等の確保、参加者のリストアップ、
招待客、講演者の確認、当日の会場の配置、会場の演出、照明、音響、プ
ロジェクター、スタッフの食事等々の他、当日の会場でのマイク、照明、
司会者との打ち合わせ、警備などの安全管理、等々、注意を注いでいても、
安心・安全・快適に進行、運営するのに緊張の連続のとても難しい事業です。
それだけやり甲斐があり、併せて社会に貢献できる喜びがありました。 |
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『まちむら興し塾』&二次会 |
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後列左から 丸田君、坂井さん、上松さん、伊籐さん、樋口さん
前列、長坂、長畑さん、清水さん、飯田さん |
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講演中 |
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説明・コメント中 |
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今日のコメンテーター長畑さん
初めてのコメンテーターで、最初は緊張気味でしたが、
経験を噛みしめながらのお話しは説得力がありました。
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伊籐さん 笑顔がいいですネ |
樋口さん |
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飯田さん |
上松さん |
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坂井さん、清水さん |
伊籐さん、樋口さん |
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2年 坂井さん |
4年 清水さん |
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最近、発言の回数がふえた丸田君 |
経験談を交えてのコメント |
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二次会 |
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いつものように和気あいあいの二次会
左から、長畑さん、樋口さん、長坂、伊籐さん
清水さん、丸田君
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清水さん、長畑さん |
樋口さん、長坂、伊籐さん |
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丸田君がよくしゃべるようになり、一歩成長したのを感じた二次会でした。 |
丸田君、清水さん、長畑さん |
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